子どもの巻き爪の原因
- 平田政志郎
- 6月18日
- 読了時間: 3分
子供の巻き爪には、いくつかの原因が考えられます。大人の巻き爪と共通する部分もありますが、子供ならではの特徴もあります。
主な原因としては以下のようなものが挙げられます。
1. 不適切な爪切り
* 深爪: 爪を短く切りすぎると、指先の肉が盛り上がり、伸びてくる爪がその肉に食い込みやすくなります。特に爪の角を丸く切りすぎる「ラウンドカット」は、巻き爪を悪化させる原因になります。
* 爪をいじる・むしる: 爪が引っかかるのを嫌がって、爪をいじったり、むしったりする癖があると、爪の形が不自然になったり、爪母(爪を作る部分)を傷つけたりして、巻き爪になりやすくなります。
2. 足に合わない靴
* 小さすぎる靴: 足の成長は早く、すぐに靴のサイズが合わなくなってしまうことがあります。小さい靴は指先を圧迫し、爪が食い込む原因になります。
* 大きすぎる靴: 大きい靴も、靴の中で足が動いてしまい、歩くたびに指先が靴にぶつかり、爪に負担がかかります。
* 靴の履き方: 靴ひもをしっかり結ばない、かかとを踏んで履くなども、靴の中で足が不安定になり、爪に負担がかかる原因になります。
3. 歩き方や足の使い方
* 歩く量の少なさ: 正しく歩くことで、地面からの力が爪を下から押し上げ、爪の巻こうとする力を相殺する働きがあります。しかし、歩く量が少ないとこの力がかからず、巻き爪になりやすくなります。
* 浮き指(足の指が地面につかない): 足の指をしっかり使って地面を踏みしめられないと、爪に適切な力がかからず、巻き爪を助長することがあります。
* 扁平足などの先天的な骨格の影響: 土踏まずが未発達な扁平足や、生まれつき爪が薄い、爪の形がカーブしているなどの遺伝的な要因で、巻き爪になりやすい子供もいます。
4. 爪の乾燥
* 肌と同様に、爪も乾燥すると脆くなり、外部からの圧力を受けやすくなります。また、柔軟性がなくなるため、巻き爪のリスクが高まることがあります。
5. 怪我や爪の病気
* 爪に怪我をしたり、爪の病気がある場合も巻き爪になることがあります。
子供の爪は大人に比べて薄く、水分が多くて柔らかい傾向があるため、上記のような外部からの影響を受けやすいと考えられます。
もしお子さんに巻き爪の症状が見られる場合は、原因を特定し、適切なケアを行うことが大切です。気になる場合は、皮膚科やフットケア専門の医療機関に相談することをおすすめします。
当院では子供でも施術できる痛くない巻き爪矯正。CLIP-ON!巻き爪矯正を行っております。巻き爪のケアはもちろん、日常生活指導や必要に応じて浮指、偏平足、O脚、骨盤の矯正やトレーニングもいたします。お悩みの際はぜひご相談ください